私は大学生になってもしたい仕事も見つけられず、卒業後の自分に不安を抱いていました。しかし、大学二年の時に思い切って留学したことをきっかけに価値観が変わり、視野を広げることができました。
私の体験談が少しでもあなたの心を動かすきかっけになれば幸いです。


- 一人行動できなかった私がいきなり留学
学生の頃の私はどこにでもいる普通の学生でした。家から一番近い高校、大学にスムーズに進学することができました。不便なことはありませんでしたが、敷かれたレールの上をただ歩いているだけというような感覚がずっとありました。ですので、卒業後何をしたいかと問われても、何も思いつかなかったのです。電車は線路がなければ走れません。私は線路を途中で打ち切られた電車のような感じでした(笑)。
地元の大学を選んだのも単に近いから、という理由だったため大学に留学制度があると知ったのは入学後のことでした。もともとハリーポッターが大好きで、小学生の頃からイギリスに憧れがありましたが、それは夢の中の夢のような話で実際に行こうと本気で思ったことはありませんでした。
留学制度を利用すれば奨学金も出るし、(交換留学制度だったため)休学せずに卒業ができると知って、初めて自分はイギリスに行けるんだ!と実感しました。
親に留学に行きたいと勇気を出して伝えたときは本当にドキドキでした。今思えば、自分の意思でアクションを起こしたのはこれが初めてでした。(それまでは一人でコンビニにも行ったことがありませんでした)
- 留学の成果とは
まず、留学に行ったにしろ行かなかったにしろ、アクションを起こしたこと自体が進歩です。一人で外国に行って学ぶということは相当の勇気が必要なことだと思います。目標に向かって努力したという事実は決して消えることはありません。
イギリスを選んだ理由はハリーポッターが好きだからだと先ほどもお伝えしましたが、それだけではありません。私はイギリスだけでなくヨーロッパも大好きだったので、留学中にヨーロッパを旅行をしてやろうという不純な動機もありました(笑)。
勘のいい方ならうすうす感じているのではないのでしょうか。「こいつ勉強する気ないだろ」、と。そう、私は留学の本来の目的である「学び」にはさほど興味がなかったのです。
日本では経済学を専攻していたのですが、好きで学んでいたわけではないので、留学先では犯罪学や薬物に関する授業を受けました(授業内容はかなり幅広く、様々な分野を学ぶことが可能でした)。経済学よりはるかに面白かったのですが授業のレベルが高く、たしか半分ほど単位を落としました。最初の授業で全くついていけず、授業後に悔しくてトイレで30分こもって泣いたのはいい思い出です(笑)。
本来の留学の目的である「旅行」についてなのですが、端的に言うと、イギリスを含めヨーロッパ23か国を訪れることができました。留学前にタイムスリップして自分にこのことを伝えても絶対に信じないと思います(笑)。それほど自分にとっては大きな一歩でした。
(旅に関する記事は今後書いていきたいと思っています)
留学で私が得たもの、それは行動力や諦めない気持ち、図太さ、自由な発想、そして心のゆとりです。
留学をするということは一人で外国で生活するということです。恐怖や不安が全くないという人はほとんどいないと思います。そのような環境に自ら身を置いておくと、いつの間にか精神的にたくましくなっていきます。
また、自分よりも自由に世界を生きている旅人達に感化され、自分がどれほど社会に縛り付けられて生きているのかということに気が付くこともできました。今では、私はどこにでも行ける!と本気で思っています(笑)。
そして帰国後に気が付いたことなのですが、心に大きなゆとりができていました。言葉では表しづらいのですが、他者を思いやる心や、心の余裕、安定感が増したように感じます。
- なぜ留学でなければならないのか
海外はハードルが高くて簡単に行けない、私には無理だ、と自分で自分に制限をつけていました。ですが、今の時代アプリで簡単に航空券を買うこともできますし、何より日本のパスポートがあればほとんどの国にビザなしで行くことができます。実は海外に行くハードルは(特に日本人にとっては)それほど高くないのです。
しかし実際には海外に対しハードルを感じている方は多いと思います。留学ともなればなおさらです。言語の壁や金銭的・時間的な問題、といったことが主な要因に挙げられるでしょう。
これらの問題を自分で考え努力し、ハードルを飛び越えるという過程こそが重要なのです。これは短期の旅行では絶対に経験できません。留学にチャレンジすることでしか得られない特別な体験なのです。
留学前は、私も他の人と同じように普通の企業で毎日働いて生きていくんだろうと思っていましたが、私の生きがいは旅をすることだと気が付いてからは、普通の人生では満足できないと感じるようになり、人生をかけて世界を旅しようと思いました。
留学で人生が変わった身として一つ言えることは、留学を迷っているなら行け!ということです。体験に勝るものはありません。
楽しいことより大変なことの方が多い場合もあるかもしれませんが、それを一つ一つ乗り越えていくことで精神的に成長でき、視野も広がります。自分と向き合う機会も多くなるため、人生についての考えも深まります。私のように人生が180度一変することもあるかもしれません。
留学は人生を変える絶好の機会です。
ですので、あなたに留学してみたいという気持ちが少しでもあるのならば、諦めないでほしいと強く思います。
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